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恥ずかしい
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「……このスポンジ、あんまり滑らないね」
「そう?」
「うん……いらないかも」
ん?いらない?
聞く前にソラはぺっ、とスポンジを捨てた。かと思ったら
「ひゃ…っ!?」
「…やっぱこっちの方がいいや」
直!?
直で触ってきた!てか、これやばいかもしれない。
心なしか楽しそうに背中を手で洗ってくれているソラ。
楽しそうにしてるのに、止めるのもなぁ。
「マオ、肌綺麗だね。すべすべしてる」
「んっ…そ、そうかな…」
「触ってて気持ちいい」
「…っそうですか…」
本当にやばい。
予想以上に声出そう。
「ソラ、あの…そろそろいいよ。交代しよ?」
「…まだ前洗ってないよ」
「前!?前はいい!自分でやるから!!」
「ほら、こっち向いて」
強制的にソラの方を向かされて、俺はもうどうしようもなくて顔を手で隠した。
恥ずかしい…!
「…ん、ぅ…!」
「……マオ本当に敏感だよね。すごいエロい声出てるよ」
「し、仕方ないだろっ…ぅあっ…!」
違う。これは別にえっちなことしてるわけじゃないんだ。
冷静になれ!俺!
「…っ、ん…」
「……はい、おしまい」
「はぁ〜……なんか、疲れた…」
「ほら、洗ってくれるんでしょ?」
「うん…」
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