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オタクの俺がメガネを外した瞬間に皆が鼻血を出してぶっ倒れた件。
あの…お姉ちゃん…その本は何ですか?
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in姉の部屋
……あの、お姉様………?
さっきから薄い本とか明らかBから始まる漫画ばかりを取り出して積み重ねて……
何をしていらっしゃるのですか?
そしてそのもじゃもじゃのカツラと、もはやどこに売ってたのって思わず感動しちゃう瓶底眼鏡を取り出してこっちを(・∀・)ニヤニヤしながら近付いて来ないでください。
晴「………あ、あの、姉ちゃん…!?その、それは何に使うの、かな…?」
姉「ん…?見て分からない?あんたにこれをつけて学校に行ってもらうのよ。」
晴「な、なんで俺がそんなオタクみたいな格好していかなきゃダメなの!?」
姉「そりゃあんた………
王道の為よっ!!!」
晴「……………はい?」
姉「あんた、その間の抜けた返事は何?お姉様があんたを直々に王道転校生(性格良し)にしてあげるのよ?もっと感謝の言葉はないの?」
晴「……………………………。
ナニヲオッシャッテルノカイミガマッタクワカリマセン。」
意味がわからない…。
何が王道なのかとか……。
だけど現状分かるのは………
俺に身の危険が迫っているという事(姉の趣味によって)
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