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オタクの俺がメガネを外した瞬間に皆が鼻血を出してぶっ倒れた件。
姉のお勧めなど知りません((((;゚Д゚))))
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姉「………まぁ仕方が無いわね。今までずっとあのヘタレ番犬君に邪魔されて、私の趣味に引きずり込めなかったもの。知らなくて当たり前よね。」
晴「………さっきから何ブツブツ言ってるの……?((((;゚Д゚))))」
怖い……。
俺、自分でも言うのはなんだけど…
毒吐くし、ドSかドMかどっちと聞かれたら多分ドSと答える…。
だけど姉ちゃんに関しては毒吐けないし、絶対服従だ。
姉というもの程恐るものはない。
姉「だからここで優しいお姉様が可愛い晴姫の為に私の部屋に置いてあるお勧めのBLの漫画を貸してあげます。はい、拍手。」
と自分で言いながら拍手をする。
晴「………ごめん、俺疲れて幻聴が聞こえたみたいだからもう寝るね。お休みねe…「止まりなさい。じゃないと着ぐるみ全部ひっぱいて外の電柱に括り付けるわよ?」……………。
」
回れ右→定位置に戻る
姉「……よろしいニコッ」
晴「…………。」
最早お姉様、女じゃないですよね…?
どこからそんな言葉が出てくるんですか…?
あぁ……見た目はどんなモデルにも負けないほどの容姿を持ってるのに……
中身がものすごく残念すぎる………。
姉「あら、容姿のことを言うならば、貴方も大概だけど?」
晴「……何で俺の心の声……聞こえてるのさ……。
…………あとその遠回しに終わってるって言うのやめて。」
姉「全部口に出てるわよ(´∀`)
あら、王道w無自覚イケメンktkrww」
晴「………姉ちゃん、口調変わってるから……。
それで?俺は何でそんな格好して行かなきゃならない訳?後王道って何?何で俺が姉ちゃんの言う王道の為にそんなオタクみたいな格好しなきゃなんないの?」
姉「あら、スルー?
……まぁいいわ。
まぁ手短に言うとね、貴方には私のお気に入りの漫画の通りのオタク転校生になって欲しいのよ(別にマリモでもいいんだけどね……マリモはまた何処かで出てくるだろうしね…フフッ)その為に貴方に明日の飛行機の中でこの漫画を読んで欲しいの。そして学校に着いたらまずこれとこれをつけて行って欲しいの。」
晴「……良くわかんないんだけど………。
なんで俺が姉ちゃんのお勧めとか読んだりしなきゃなんないの?その為にオタクの格好しなきゃいけないのさ…。」
姉「……貴方、そのままの容姿で行ったら、またいつかの時みたいに、襲われるわよ?この姿で行ったら、最悪この前みたいな事は起こらないんじゃないかしら…?」
晴「………っ!
……でも俺、ホモの漫画なんか読まねぇから。ホモなんて、大ッ嫌いなんだよ。」
姉「あら?ホモ全部が最低の一言で片付けないでちょーだい。そりゃ中には最低な奴も居るわ。でも良い人だっているのよ。後これは読んどいた方がいいわよ?貴方がこれから行く学校、99%、この漫画みたいなものよ?」
私の感が外れた事なんて一度もないわ、とニヤッと笑った。
……………そんなわけで俺は姉の部屋を出ていく時には右手にカツラ、左手には瓶底眼鏡という姿で出て行く羽目になった……。
『姉には逆らえ無い』
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