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僕の傷
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小学校3年生のとき、僕の両親は死んだ。
ぼくの、目の前で・・・
・・・
その日はよく晴れていた。
車から流れる空があまりにも綺麗で、僕は夢中で写真をとっていた。
そんな時だった。
キーッ
甲高い音が聞こえたかと思うと、顔に、体に衝撃が奔った。
シートに顔を激突させた僕は、痛む目を無理やり開いた。
・・・するとそこには、ピンクの肉片がたくさん飛び散っていた。
真っ赤な液体が、僕の顔にまで飛んでいた。
生温かかった。
・・・僕は、言葉も出なかった。
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