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No.6/モブ男
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なんでか、オレは加賀と一緒にシャワーを浴びている…。腰はなんか違和感があるけど、別に動けないほどじゃない。1人で入れるって言ったけど、加賀まで無理矢理入ってきた。意味わからん。
「ゴム着けてたから大丈夫だと思うけど、中はちゃんと洗っとけよ。」
「…どうやって?」
「…やってやるから、床に手を付いて尻をこっちに向けろ。」
「……。」
「ほら、早く。」
「わかった。」
セックスまでしたんだから、もうなんも恥ずかしがる事なんかないか。言われた通りに、四つんばいで尻を向ける。
ボディソープを泡立てた加賀の指が穴に入ってきた。なんか広げられてる気がすると思ってたら、シャワーが穴に当てられ中に勢いよくお湯が入ってくる。
「うわあ!!なに、なんか嫌だ!」
「暴れんな、じっとしてろ。」
背後の加賀に注意された。じっと、ガマンする…。耐えろ、オレ!
「うう…。」
お湯がどんどん入ってくるのを、腕がプルプルなりながらガマンする。苦しい。
「よし、いいかな。」
やっとシャワーがどけられた。お湯がジョロジョロと穴から出ていくのが分かる。そのお湯を加賀が、シャワーで排水口へ押しやる。
呆然と、排水口へ目を向ける。オレの気力も排水口へと消えた…。
なんだろ、この状況…。モテの極意はどうなった!どこいった!
「加賀…。結局、モテの極意がわかんねーんだけど…。」
「…モテの極意は1日にして成らず、昔の偉い奴もそう言ってた。まずは、モテテクを体で覚えんのが先だからな。」
「モテテク…覚えられなかった…。」
「なら、覚えるまでやんねーとな。」
「…うん。」
本当に?覚えられんのか?
オレは頭悪いから、いつになったら覚えられるのか…終わりが見えねえ。
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