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No.63/モブ男
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朝飯作って貰ったからって言って、京平は2人分の食器を洗ってくれてる。
まだ楓と紅葉は来ない。あの2人はほっとくと昼近くまで寝てるしな。でも昨日、午前中には来るって言ってたか…。
よし。テーブルも拭いたし先に勉強してよう。
「京平、先に部屋に上がってる。」
「おー。」
2階に上がって俺の荷物から勉強道具を取り出してテーブルに並べる。英語の単語を覚えるか…。
カリカリとひたすら書く。オレは暗記は苦手だ…本当バカで覚えが悪い。紅葉とか見たら直ぐ覚えてしまうのに。
集中してたら、ぎゅっと抱きしめられた。背中と肩に人の体温を感じる。あ、京平の匂いがする。
「なに、もう勉強してんの。」
「うん。」
ノートに書いてた単語を肩に顎を乗せて覗き込む。
「まだ双子は来ねえな。」
「多分、早くて10時くらいかもな。」
「へえ。ならさ…時間あるな、」
「うん。京平はなんの勉強すんの?」
「極めて実践を重視した保健体育的な事。」
「ん?保健体育の勉強はしなくてもいいと思うぞ。」
「ヤろうぜ。」
「英単語、覚えてからでいいか?」
「良くない。待てねえよ。」
首を動かして肩に乗ってる京平を見る。そんなに保健体育の勉強してえのか…。
「うん、分かった。」
頷くと京平がオレのTシャツをばっと剥ぎ取った。…あれ?
「腰上げろ。」
言われるままに腰を上げたらジーンズを抜かれた。パンツも脱がしてポイっと放ってる。
「京平…なんで裸にすんの。」
「ヤるって言ったろ。」
「うん。保健体育の勉強だろ。」
「そう極めて実践的な。ほらベッドに行こうぜ。」
「…なんか違う気がする。」
「違わねえよセックスすんだろ。」
ん?あれ?そんな話してねえよ?
ぐいぐい手を引っ張られてベッドに押し倒された。
「んっ、」
べろっと耳を舐める舌。そのまま耳の穴の近くを何度も舐めてる。ぞくぞくして身体が震えた。
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