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No.64/モブ男
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ドキドキしながら京平を見る。してほしいって言ってた…じゃあ触っていいかな。まさか怒んないよな…?
ボディソープの泡を立てて、京平の肩にそっと指を置く。昨日の夜、噛み付いたのってこの辺だった。もう跡はすっかり消えてる。幻だったのかもしれない。
「真琴、下触って。」
肩に置いてた手を取られる、京平が下へ導く。誘導されるままに握った京平のモノは既に硬くて温かい。
ちゅっとほっぺにキスされた。オレの手に重なってた手の平はいつの間にか離れていた。京平が優しく下腹に触れてくる。
「京平、怒ってねえの。」
「ん、何が?…どっちかっつーとお前の方が嫌だったろ。無理矢理したみたいでごめんな。」
「ううん。…あのな…京平は…オレを嫌いになってないか?」
怖くて聞けなかった事を言ってみた。今の京平は何だか優しいから…。
「嫌いになんてなってねえよ。むしろ嫁決定だし。」
「誰が?」
「真琴が、だろ。」
「えーと…男でも嫁?」
「うん。なんつうのか、性別とかじゃなくて精神的に言うと嫁。」
ん?なんかよく分からん。さっき朝飯食ってた時は結婚してくれとか冗談言ってた。
それよりもまだ嫌いにはなってないって…よかった。ほっとして京平のモノを握ったままだった手を動かす。早くしねえと楓と紅葉が来るし。
「京平、オレのはしなくていーよ。」
ほっとくと治るし。それよりも京平の出して終わらせないと。
「何で…やってやるよ。」
泡で滑って上下に動く手の平。ハッとして腰を引く。逃げようにも背中は既に壁についてしまった。
「ほら逃げんな。逃げたらもっと時間かかるぞ。双子を気にしてんだろ。」
「…うん。」
もう諦めて手を動かす。京平の動きにつられてオレも同じ速度で擦り上げる。
オレのはもう出そうなくらいになってる…、気持ちよくて声が…慌ててぎゅっと口を閉じる。
「っん、…っ、」
「はっ…真琴、口、開けろ。」
京平の舌が唇を舐める。言われた通りに口を開く、自然と舌が出てしまう。京平の舌がオレの舌に触れる。手を動かしながらお互いに舌を絡めた。
「ぅんっ、…ぁっ…、」
「ふ…っ、…ん、」
ジンジンとしびれる。気持ちいい。もうイク。
「んんっ、」
塞がれた唇から少し声が漏れた。京平の舌が離れて、
「俺もイク、」
手の平から泡と一緒にポタポタと滴り落ちる液。まだ掴まれたままだった京平の手の平からもポタポタと落ちて床で混じり合う。
京平の頭がオレの肩に乗る。オレの頭も京平の肩へ乗せて力の抜けた身体を支え合った。
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