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No.68/モブ男
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「ああ、」
もう何回目だろう。さっきまで触ってた脇腹から離れたと思ったら…ぢゅう、とまた吸われてジンジンする乳首。生暖かい息が掛かる、濡れた感触。湿った舌と唇。
「乳首赤くなって立ってる。」
「だって、」
それは京平がしつこく触るからだろ…言えねーけど。
なんか最近ヤった後しばらくは赤いままでピリピリしてる。Tシャツとか擦れるとジンとして痛みだけじゃないむず痒い感じまでする様になってきた。体を洗う時も触らないように注意してる。…きっと今日はいつもよりも酷くなってる気がする。
「真琴の身体どんどんやらしくなってるな。1人でする時も乳首いじってんの、」
「ちがっ、」
やってねえよ!だって触らない様に注意してるくらいなのに。
「ふうん。じゃあ下の穴は?自分の指挿れんの?」
首を振る。ホントに挿れたりしてねえよ。最近は勉強ばっかりしてて京平とする以外は何にもしてない。
指先が穴に触れる。ぬるりと滑る指、いつの間にローションとか…。
ゆっくり回りを撫でる、もう完全に立ってるモノには触らずに玉の下から穴までの柔らかい部分をなぞる。ぞくぞく腰から力が抜ける…なんかダメだ。
「はっ…あん、ぁ、ぁ」
「気持ち良いだろ。何処を触って欲しい?ほら、言えよ。」
下の手は動かしながら耳の裏を舐められ、耳朶をゆっくりと口に含まれた。やんわりと歯が食い込む、痛くはない…、きゅうっと吸われて身体がぶるりと震える。同時にモノがぱんぱんに膨れる。
「あ、ダメ、…うう、手を」
ああもどかしい。この手を縛る物を解いて触ってシゴきたい。イきたい。
「ん?何?」
今日の京平は意地悪だ。オレはなんか気に触る事をしたのか。モノに触らずになんてイけねえよ。
「指を挿れてやろうか、」
とろり。穴の上を冷たく滑るローションと、くっと入り込む指。少しの圧迫感、それも直ぐに慣れてぐちゅっと音を立てて出し入れされる。
「んっ、…ん、…、」
言葉は意地悪なのに指は丁寧に優しく動く。傷付けないようにいつもと同じ様に。
あ、キスしてない。
今日は最初に唇を舐められただけだ。オレは京平のキスが好きだ…いつもヤる時はしてくれるのに…。
キスしたい。そしたらもっと京平を近くに感じれる。見えなくても平気なのに。
言ったら怒るかな…ダメって言われたら…。なんか悲しくなってきた。唇をぐっと噛んで口をしっかり閉じる。
「っ…、ぅ…、」
「真琴?」
泣くのをガマンする。京平の顔がオレの顔に近付く。ああ、見えていなくてもちゃんと京平だって分かる、いつものいい匂いがする。
頭を浮かせて見えない京平の唇を探す。鼻が京平の頬に当たる、ずらしていくと鼻と鼻が当たる。
「まこ」
唇を塞いだ。
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