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No.77/モテ男
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「ああ、京平っ。」
真琴の身体が跳ねる。背後からのし掛かって抑え込んだ背中の中心を舌で辿る。しっとりとした肌はきめ細かく、舐めても気持ちいい。
「ッはぁ…くすぐったい、」
挿れたままのモノが抜けそうになる、無意識でか逃げる様に前に進もうとする真琴。
「逃げんな。」
前より細くなった両腕を後ろから捕まえる。ぐっと両腕を同時に俺の方へ引いた、抜けるギリギリだったモノがグヂッと音を立てて一気に奥を深く突く。
「ああああ、」
「っ、…大丈夫か。」
しなった背中が色っぽい。顔が見たくて脇から抱え込む様に抱き締めて横顔を見た。うわ、めちゃくちゃエロい顔してる。
「真琴、」
ズクンと下半身を刺激されて、我慢出来ずに腰を動かす。
「やっ、待って、…まだ、あっ、ああっ、やん、」
その声がまた俺を刺激する。逆効果だっての!腰を抑え込んでガツガツと貪る。
「ああっ、あんっ、あんっ、」
「こっち向け、」
モノを抜いて、真琴を仰向けにする。やっぱり顔を見たいんだよなぁ。こんなに執着するとかさ…自分でも驚くわ。挿れ直してまた繋がる。
「ほら、もっと感じてろ。」
くにっと乳首を押しつぶす。あんまし触り過ぎない様に気を付ける。敏感になり過ぎると勉強出来ないって、この前文句言われた。自分の気持ちを話してくれんのは嬉しい変化だし、なるべく勉強の邪魔はしたくない。
「あっん、」
とろけた瞳。浮かされた様に俺を見て半開きの唇が赤くなって光る。顔中にキスしてやると、目蓋が閉じてふるふると震える。何だよもう、この反応。
「んぅ、」
「お前、かわいいな。」
俺の所為なのか元々の素質なのか、真琴はどんどん変化する。初めての時より格段にエロくてかわいい。こんな表情を他の奴には見せたくない、俺だけのものにしたい。
「もう絶対に、双子にも誰にもこんな顔見せんなよ。」
手を取って指先にキスする。俺の言葉は伝わってねーかもな。真琴の意識は快感に支配されている。
「京平。」
ゆっくりと閉じていた目蓋が開く。
「もう、しない。わかってる。」
「何だ、ちゃんと聞いてたのか。」
こくんと頷く。あんましかわいいから赤い唇を舐めて、上唇を吸った。
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