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No.86/モブ男
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昼寝したいって言ったけど…なんていうか、オレの想像してた昼寝ってこれじゃねえよ?
「あ、やっ、」
生クリームを舐め取る舌が乳首をかすめる。クリスマスケーキって、こんなん使い方っていうか食べ方するもんなのか、カップル恐るべし。
ベッドにもたれかかり、裸で膝を立てた状態のオレの足の間に割り込んでる京平。今度は舌で押されてぢゅうっと吸われる。
「ああっ、」
乳首に気を取られてたら、モノにぬちゃぬちゃと…、
「ヤダ、京平…、」
「何で?真琴のを甘くしてやるよ。」
だからクリスマスケーキが…これがカップルのクリスマスなのか?
って思ってる端から思考が快感に支配される。ヤバいくらいに生クリームがいい仕事をしてる、ぬるついた京平の手のひらが滑って気持ちいい…。
「あ、っはぁ、っん」
「もう完全に立ってる。美味そうだな。」
べろーっと横を舐めてくる。生クリームが京平の舌に乗って行くのが見えて、羞恥心とか、視覚的な諸々の事情により下半身がパツパツになった。
「待って、待って!」
早くも出そう。なんて言ったらこの気持ちが現わせるのか。裸エプロンとか、ほら色々あるだろ、男の夢的な。あんな感じじゃねえのコレ。
「ん、待たない。」
京平はご機嫌で、更に上のくびれを何度も舐め始めた。たまらなくなって京平の髪に指を潜らせる。止めさせたいのに、止めて欲しくない気持ちがごちゃまぜになる。
「あ、あ、ぃや、」
「うん、」
パクッと先を咥えて舌で穴にねじ込んでくる。もう限界でガマンしてんのにぐりぐりしてくる。
「っん、ダメ、出る、」
湧き上がる衝動。ダメだと思うと余計に出したくなんのはなんだろな、京平の頭にすがる様に前屈みになる。もう無理だ!ホント限界っ!
「ああ…、」
身体から力が抜ける、ベッドに背中を預けて荒い息を整える。
ちうぅ。まだ搾られる感覚、暖房の効いた部屋は暖かい。そんで、アレもまだ暖かい口の中に…。
「あ。」
やっと正気に戻った。やべえ、京平の口に吐き出してしまった。うおぉ、やってしまった。これで具合悪くして勉強出来なくなったら…サァーッと血の気が引く。
「わあっ、ごめんっ!ああ、ティッシュ!」
慌ててボックスティッシュを引き寄せて何枚か抜くと、やっとオレのモノから離れた京平の口を覆った。
「京平吐き出せ、全部出せ。」
必死で背中をさする手を止められる。オレの手ごとティッシュを横にずらすと平然として言った。
「いや、もう無いから。」
「えっ、」
「飲んだ。意外と大丈夫だな。いや真琴のだからだろうな、あとは生クリームのおかげか、」
京平に限ってそれはしないって思ってた。なんか想像出来なかったし、ビックリして言葉が出ない。
「ほら続き。ドロドロに甘い事すんだろ?」
京平の優しい笑顔をぼんやり見つめる。ドロドロに甘い事の続きのくちづけが唇に落ちてくる。甘い香り、それと生クリームの味がした。
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