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どきどき 玖賀視点
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今日は土曜日。
まぁ、あれだ。
美咲と約束した日。
で、ででで、でーt((殴
ではなくて、買い物( ˆωˆ )
今は9時30分くらい?
早く来過ぎたな…。と言っても、まだ駅まで着いてない。
「はぁ…美咲来てねーだろーな。」
ため息をつきながら駅の前の噴水まできた。
美咲を探すように辺りを見渡すと、見慣れた男がバス停の近くにたっていた。
「おーい!みさきー!!」
すると美咲はこちらを向いて、パァ、と効果音が鳴るかのように、表情を輝かせながら俺の方へ走ってきた。
「早かったんだな!」
「美咲もな!いつから待ってたんだ?」
「えぇっと〜」
美咲は顔を赤くした。
「1時間前くらい…」
「ぇ、」
い、一時間?こいつ…馬鹿?
「お、おま、早くね?つか、早過ぎじゃね?」
「嬉し過ぎて、起きたのが5時でさ、そっからずーっと起きてて、暇でしょうがなくて、だから早めに来てしもうた。」
「あ…そっすか…。そりゃ、ご苦労様です…」
「なんだよそれ!」
「www」
嬉し過ぎてって…////
俺は表情には出さないように、心の中で照れてしまった。
「つか、裕も早かったねー。30分も早いよ?」
「えっ、あぁ。そ、そおだった?」
…どんだけはぐらかすの下手なんだ。
俺が苦笑していると、美咲がニヤつきながら鼻と鼻が当たるくらいの距離まで近付いてきた。
そして小さな声で
「そんなに俺に会いたかった?」
「んなッッッ!!!!/////」
こいつ…////
「ふぐッッ!!?」
このふざけてる野郎の腹部に一発おみまいして、
「それは、お前だろ」
と、言ってやった。
まぁ、赤面で、眉間にしわを寄せながら言っても効果なんてなかったけど…。
そしたら美咲は
「そうだなっ!」
と、にこにこしながら言った。
はぁ…、がきか…///
「なあなあ、早く行こーぜ」
お出かけするのが楽しみな子供のように、うずうずした顔で言った。
「そうだな、行くか…」
「おうっ」
すると、手を繋がれた。
「ふふふ〜」
美咲がニヤニヤしている。
それにつられて俺も笑ってしまった。
「ははっ///」
遊園地に行くかのようにワクワクしてる俺がいる。
なんだかもどかしい気分になった。
なんでだろ。
ま、いっか。
今日が楽しめたら、それでいい。
「楽しみだな〜」
「そうだな」
やばい、どきどきしてる…
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