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雪
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はらり、はらり…
雪が舞う。
和室から見えるその雪は、大切な誰かを彷彿させる。
だが、その肝心な『誰か』がわからない。
もしかしたら、隣の家の山田さんかもしれないし
もしかしたら、使用人の玖知葉(くちは)かもしれない。
でも、そんなのどうだっていい。
僕には、記憶がないんだから。
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