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四季折の羽:パロディ【四季折の羽】
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冷たい雪が頬に落ちて、ゆっくりと目を開く。
目を覚ますと、当たり一面綺麗な花が咲き乱れていた。
雪は降ってるのに、暖かい。
桜の花びらと、紅葉の葉がふわりと舞って
炎天と輝く真夏の太陽が地を照らしていた。
『……新……』
聞こえる。大好きなあいつの声が後ろから聞こえる。
振り向いてみるとそこにはあいつが立っていた。
俺を見てあいつは笑ってる。
両手を広げて、もう一度名前を呼ばれると、俺もあいつの名前を呼んで駆け出した。
翼を広げると、白い羽が四季の光に照らされてキラキラと光った。
そして、簪の鈴が、リン、と幸せな音を奏でた。
【四季折の羽:パロディ 終】
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