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お願いミユキちゃん
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「みっミユキちゃん…?」
満面の笑みを浮かべる俺の愛しい人。
それに対し
俺は引きつる顔を隠す事もできなかった。
事の発端は昨日の夜。
俺が飲み会という名の合コンに参加した事から始まる。
「みんな盛り上がってるぅ?!」
「「「いぇー」」」
「ではでは次の王様??!!」
「「「だーれだ?」」」
「はい!はい!俺でしたぁ?」
きゃー
お前かよ?
あはははっ
さっきから止まらない笑い声。
女子もいい感じに酔ってきたようだ。
クラスの奴らに誘われ久々の合コン。気のしれたメンツに、格安の酒。なにより合コン相手があの--女子校ときた!これは行くっきゃないでしょ?!
集まった女の子も割と可愛い子揃いで。色白黒髪。カモシカのような美脚ちゃんに、目の前の子なんて、おっぱいが凄く大きいんだぜ。
最初のかしこまった空気はどこへやら。
酒も回り、みんな段々と妖しい雰囲気へ。これはあのゲームの出番でしょ!
俺様何様王様ゲーム!
古いのなんだの、最初は渋っていた女子も酒の力か、それともその場のノリなのか、今は楽しそうに王様ゲーム。
さっきなんて6番の子におっぱい揉ませて貰ったし!
王様さまさま!サマーTime!!
久々の合コンは終始笑っぱなしで
終わったのだった。
「んで?これ、どういうこと??」
仁王立ちのミユキちゃん。その手には昨日の合コン時に撮った写メ(おっぱいに顔を埋めた俺)が収まっている。
「いっいや違うんだ」
「なにが違うんだよ?」
なおも満面の笑みのミユキちゃん。握られた携帯がミシミシいっているが気のせいではないだろう。
「あっあのですね、ミユキちゃん」
「・・・」
ゆらり
ミユキちゃんがこちらに近づいてきた。
「いや、あの、その」
「・・・」
距離はどんどん迫ってくる。
「みっミユキちゃんっ?」
「・・・」
その距離僅か5cm。
「すっすみませんでし「あ゛?」 」
低く響くミユキちゃんの声。
ヤバイっ本気で怒ってる
「お前、それで許されると
思ってんの・・・? 」
ふぅ
「 っ・・・」
ミユキちゃんが俺の耳に息を吹きかけた。
「お仕置きだ」
ミユキちゃんの笑顔が崩れる事はなかった。
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