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二人で一つ あやかちゃんリクエスト
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『うわぁー!お店いっぱい!』
商店街に行くと、流石観光地、たくさんのお店があった。
アワビ美味しそう…あ、シュークリーム…コロッケも…!
僕がたくさんの食べ物に目を輝かせていると、奏くんが隣に来てクスッと笑う。
『タツキ先輩、よだれでも出そうな勢いですよ?』
奏くんに言われ、ハッとなって口を閉じる。
危ない危ない…
『何が食べたいですか?好きなもの食べていいんですよ』
奏くんはやっぱり優しい。
僕のミスを一緒に改善しようと部活の時間が終わっても教えてくれたり
僕がミスして落ち込んだ時はぎこちなくだけど慰めてくれる。
僕はこの時少し気づいてた。
僕は奏くんに惹かれていってるってこと。
他の人には見せないやわらかい笑顔、少し照れたような顔、さりげない優しさ。
僕だけに見せて欲しい、そんなこと思っちゃったりする。
でも気の所為だろうって考えて、ずっと誤魔化したまま。
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