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生理系男子アキラ ももかちゃんリクエスト
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誰も居ない特別棟の廊下を二人で歩く。
「なんだよ結局俺はたつきっくの身代わりかよ~………」
なんでまた俺に…なんて思いつつ、
頭の後に手をやりながら、そうぼやく。
「……でもまあ、タツキ先輩が無事でなによりです。」
クイッと眼鏡の位置を直しながら、泉がそんな事を言い出した。
「…………ハァ?!?!?!?!俺は?!?!今この状況、こんな目にあってる俺を泉が心配して、俺が、本当にありがとな!!って言って感動的に終わるんじゃないの?!?!」
「…なんのことやらさっぱり。」
そう言って早足でスタスタと歩いていってしまう泉に、心をズタズタにされた俺はゆっくり歩き出す。
「なんだよなんだよ、俺男なのに生理きちゃってんだぞ…?一大事だぞ…?」
俺の心はどんより、気分はブルー。
そうしていると、突然近くから声がした。
「何やってるんですか、ほら、仕方ないから連れていってあげますよ。」
俺の目の前まで戻ってきた泉は、微笑みながら俺に手を差しのべる。
「………ゥいぃぃぃいぃぃいぃいずみぃぃぃぃぃいぃぃいッッッ!!!!!!」
俺はその手をぎゅっと掴んだ。
泉もなかなか、俺のこと大事なんだぜ、きっと。
だって俺達、2A、だからな!!
終
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