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重み 対 俺
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3回目ともなればもうなんか
慣れたというか
いや、彼らが帰るための
仕方ない、その、ことなんだけどね?
俺のせいらしいからね?
でもなんかこう
納得できないよね!!
もうなんか意識するのも
悔しくて
ただいま、
マオウくんとメンチの切り合いです。
くちびるとくちびるが
くっついたままですが。
「えーなんか君ら怖いよーチョーこわいなにそのチュー。色気もなんもないしー」
「こんなただの儀式に色気なんていらないよお。変に意識とかしなくていいからねーおにいさん」
「そだよー、犬に噛まれたとでも思うといいしー、ってあっー!俺が犬だったねてへぺろ〜」
「泥水に顔突っ込んだとでも思うといいよぉ」
「ねー、ちょっとぉ。俺らが泥水だとでもいうわけー?」
「泥水に失礼かなぁ?」
ね、ちょっと、
俺らそっちのけで
兄弟で冷たい戦いやめて?
ってちょっとまって
マオウ、マオウくん?
なんで体重かけてきてるの?おもい、
重いよ!?ねぇ!
「っん、んんんん!?んん!んんんんん!!!」
っておいこいつ、こいつ
寝てるううううううううう!!!!!!
「ナツメうるさ、ってええ?」
「はぃ?」
「「寝てる…」」
も、無理…っ
おもい、支えきれな
倒れてきたマオウくんを
支えきれなくて
ぶっ倒れた俺は
フローリングに後頭部を
がっつり打ったのであった。
つか、なんかこれ血のあ、え
口切れてね!??!!?
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