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おとなのじかん【燦×黒音】
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「燦~眠いよう…」
月が照らす時計の針が指すは11の刻。
「ごめんなー、俺もうすこし執務あるから先に寝てていいぞ。」
俺は後ろから抱きつく黒音の頭を撫でた。
「ううん、まだ起きてる。一緒に寝るの」
「駄目だ。無理して体調崩したらどーすんの」
「無理してないもん」
ぷうと頬を膨らませる黒音。
可愛いけど流石に眠そうだ…
「子供は寝なさい。もう大人の時間ですー」
「あー!また子供扱いして!」
「えー?違うの?」
「僕だって大人なんだからね!」
「ふぅん?」
思わずにやりと笑みが零れ、俺は黒音を押し倒した。
「え、なになに燦…」
かぁっと赤くなる頬に手をあてる。
「じゃ、大人の時間。始めますか」
俺の一言に黒音はみるみる真っ赤になって。
ああもう、可愛いなぁ。
「なんでそうなるの!だだだ、だいたい燦執務はー」
「はーいはい。あとであとで」
黒音の小言を無視しながら首筋にキスを落とす。それだけで身体を強張らせ固まってしまう黒音が可愛くて仕方ない。
「もう!あとで泣いても手伝ってあげないから!」
「泣かないし大人だって言ったのは黒音です~」
「燦のばかー!」
…この後結局寝てしまい、朝様子を見に来た徹夜明けの優にこってり絞られたのは言うまでもない。
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