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練習
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「そろそろ落ち着いたか?」
抱きしめられた腕を少し離されて顔を覗きこまれる
「うん、ありがとう東くん」
「そんじゃ泳ぐ練習するか!
浮き輪借りてきたから♪」
一気に空気を変えてくれる
僕にはこの人が必要だな…
.。.:✽・゚+.。.:✽・゚+.。.:✽・゚+.。.:✽・゚+.。.:✽・゚+
「そうそう!その調子♪
朝比奈うまいよ!」
手を引かれてばた足をする
「そのまま手をつけてみ
さっき教えたやつ」
確か手を回すようにだよね…
「いいよ!耳もとまできたら顔あげて息継ぎ!」
耳もとまできたら…息継ぎ!
「上手!上手!!
じゃあ手を離すぞ…」
えっ!?そんな、
「リラックスして体の力抜けよ。
そしてそのままずっと続けて」
一連の流れを繰り返す
「はい。ストップ
今のでクロールはできたな」
え?たったこんだけ?
すごい簡単だったな
「朝比奈飲み込みいいからよかったよ。
まだぎこちないけどこれからも練習すればもっとうまくなれるよ」
「うん!」
お昼の為一旦中断したけれど
午後からも練習を続けて
貝殻集めもした
「そろそろみんなのとこに戻るか」
あたりを見れば日が落ちかけて夕方になっていた
「うん。戻ろう」
1日が早かったな
名残惜しいけど集合場所へと向かった
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