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お客さん
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「やっほ〜♪遥ちゃん
あなたのお姉ちゃんこと都さんですよ!
元気にしてたかな?」
「…っ、ぃちゃ…!?」
突然過ぎて声が出なかった
「は〜い。無理に声ださなくていいよ」
背中をさすってくれるのはありがたいけど
なんでお姉ちゃんこんなところにいるんだろ
「どうしているの?って顔だね
教えてあげよう!
実はね。もっちゃんから今日帰るって報告があったから、(保護者用メール)
遥ちゃんを迎えに行こうかと思って来ちゃいました!なんなれば、東くんも乗せて帰ろうか」
そうだったんだ…
あ、そう言えば東くんどこだろ?
「朝比奈ー。駅のトイレめっちゃ混んでたんだけど…。最悪」
東くんいた
「そっか〜。それは災難だったね」
「そうなんだよ。
……っん?!は?え?なんで都さんが
ここにいるんだよ!」
「ん〜?なんだ東少年
私がここに居ちゃいけないのかな?
遥ちゃーん!東くんがいじめるよー!」
「は?え?いや別にいいけど」
「あら。ダメじゃないんだね。よろしい!
許してあげよう(*`ω´*)ドヤッ
それにしても遥ちゃんは相変わらず可愛いね」
頭に頬ずりされる
お姉ちゃんくすぐったいよw
「おい、こら都。
暴走してんじゃねーよ!お前は昔から周りが見えなくなるタイプだったけど相変わらずじゃねーか!!」
もっちゃんに首根っこを掴まれて
お姉ちゃんが強制的に引きはがされる
仲いいな…
じゃなくて!!!
昔から?
「お姉ちゃん…昔から?」
気になって聞いてしまう
「お外でも私と会話出来るようになってるね
よかった。お姉ちゃん嬉しい」
そんなことじゃないよ
ぷぅっと頬を膨らませて視線を送る
「も〜!わかってるよ遥ちゃん♪
そんな上目遣いしても可愛いだけよ♡
もっちゃんのことね。実はもっちゃんは、私のお友達だよ!Σd(・ω・*)」
「嘘つけ。このやろー
こいつは前に俺が持っていたクラスの生徒だ」
そうなんだ
「え!?でもお友達だよ!
この前だって恋愛相談してくれたじゃん」
「はぁ?!ちょっ、!お前黙れ!!」
「へぇ?僕もその話詳しくお願いできるかな?」
な、なるなるの後ろから黒いものが見える
「えっとー。どちら様?」
「朝比奈遥くんのクラスの副担任をしています。成海蛍といいます。」
またねこかぶってる
「お姉ちゃん。この人もっちゃんの彼氏さんだよ。猫かぶってるけど本当はワイルドな人なの」
こっそり耳打ちしておく
「あ〜あ♪この人がもっちゃんの!
はじめまして!遥ちゃんの姉の都といいます。もっちゃんの恋愛相談受けてて成海さんの事はよく聞いてます」
「夏希。僕のことなんて相談してるんですか?」
「べ、別にいいだろ!そんなこと!!!」
「えっとですね。
蛍がかっこいいから女の子に取られるんじゃないかと心配。とか
どうやって甘えたらいいのか?とか
キスをしても腰が抜けないようにする方法とかですよ」
「…夏希。帰るぞ」
「はぁ?なんでだよ!ちょっ、持つな!」
「遠まわしに誘ったお前が悪い。
今日は寝られると思うなよ」
「はぁ!?おい!都お前覚えとけよ!」
なるなるの腕の中から叫んでるけど
威圧感が全然ない…。
「あ、そうだ。都さん
是非、僕ともメル友になって欲しいんですが?どうでしょう」
「いいですよ♪でも条件付きです、
その猫かぶりを取っていただけるならなりましょう」
「了解♪これでいいか?夏希の情報くれ
あと俺からも条件、
敬語はよせ。普通に喋ってくれて構わない」
「りょーかい♪ではでは、よろしく」
「あぁ。お前らもじゃあな」
「さよーなら。」
「さよなら」
「うわぁぁぁ!はーなーせー!」
「夏希、暴れんなよ。落ちるぞ」
「………。」
ありゃー。
もっちゃんファイト!
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