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知り合い
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「おい。こんなところに優等生くんがいるぞ.なんでかな〜?」
見つかった
「朝比奈、少し急ごう」
手を引かれて急ぐ
「おっと、どこ行こうとしてんだよ。今まで遊んでたんだろ?俺らとも遊ぼうぜ」
東くんと僕の前に数人の不良が立ち塞がる
「すいませんけど俺ら遊ぶ気ないんで…
ほかの人あたってください」
東くんがそう言ったが通してくれる気はないらしい
「俺らは君たちと遊びたいんだよ。
人数増やしてあげるから♪」
いやいや、そんな問題じゃない…
「おい、だれか翡翠さんに連絡いれろ」
「総長にですか?」
「あぁ、楽しいことが出来るってな」
総長とか聞こえちゃった…
どうしよう
総長さんきたらリンチとかされちゃうのかな
「亮さん!総長近くにいるらしくてすぐに来られるそうです!」
「あ?そうか、ならいい」
逃げられない
総長さんきたらもっとだ
早くどうにかしないと…
「お前ら公共の場で何やってんだよ」
「あ、翡翠さん!お疲れ様です!」
総長らしき人が来た
「実は隣町の高校の奴見つけてですね…」
総長さんだ…
肌で感じるオーラが全然違う
不意に下を向いてしまう
「てめぇ……遥?」
え?
いま、名前…
遥と呼ばれて顔をあげてしまう
「……っ、!!」
なんで…?
なんで、ここにいるの?
緑川翡翠くん(みどりかわ ひすい)
見た瞬間ガタガタと体が震え出す
「お前、やっぱり朝比奈遥だろ」
体の震えが止まらない
「……、っ、、、ぁ」
喋ろうとしても声が出ない
総長さんの眉間にシワがよる
「チッ…もういい。こいつらを開放しろ、お前らいくぞ」
「え?待ってください!翡翠さん!!」
緑川くんが行ってくれて
不良さんも全員いなくなった
「朝比奈!大丈夫か?」
「大丈夫…」
僕は帰るまでずっと放心状態だった
*:,.:.,.*:,.:.,.*:,.:.,.。*:,.:.,.。*:,.:.,.。*:,.:.,.。
緑川翡翠くん
それは昔僕をいじめていたリーダー的存在だった人
立ち去る瞬間、緑川くんが悲しそうな目をしていたのは僕は知らない
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