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No.1-2
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赤司side
ん?黒子テツヤ?
あぁ、さっきの子が......そうだったのか.....でも....何か変だ......
☆☆☆☆☆☆☆☆
そんな事はつゆ知らずに黒子がせっせと舞台に上がる。
そして、
ブレザーから封筒を出し、
息を吹きながらに....
「桜の花びらが綺麗に舞っている今日この頃.........」
とてもいつもの黒子ではできない新入生代表挨拶が始まった。いつもの黒子なら緊張のあまり気絶することが可能性的にあるが、今の黒子は堂々とそして楽しそうにしている。
そう、こういうの事に慣れているような表情だ。
そう、personaが全く違うかのように。
☆☆☆☆☆☆
*このページ最初の赤司視点が入ります。
だって......俺の見た黒子テツヤは.....
数分前、
赤司は自分クラスに行こうと廊下を歩いていた...その時、前の人が何かを落としたのだ。赤司はそれを伝えようとして
赤「おいっ!君!」
赤司がそう言うと
「..........ぼ、僕......で、ですか?」
今にも消えそうな声が前から聞こえてきた。
赤「あ、あぁ、そうだ。今君ハンカチ落としたぞ?」
赤司がそう言うとハンカチを手に取りその少年に渡す。
「あ、ありがとうございます.....」
少しぎこちない笑顔を赤司に見せてくれた。それが少しかわいいかった。
赤「君の名前は?」
自分でもなぜその言葉を口に出したのか分からない。
「く、黒子テツヤです。」
少し間を置きながらも名前を教えてくれた。
そして今に至る。
しかし、
それが今じゃなんだ?大違いじゃないか。こんな生徒何百人といる中で堂々とそして楽しそうに話しているなんて、さっきの俺との会話の時とは大違いだ。
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