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4ー09
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「……章人」
背後から名前を囁かれ、心臓が暴れる。
何故か今日は…抱き締めるように回される腕も、振りほどく気になれなかった。
「……何だよ」
「……こっち向いて」
「!……嫌だ」
「……お願い」
「……………」
「………章人」
今の俺の顔なんて、恥ずかしすぎて見せたくないのに。
それに振り返れば、何をされるか安易に想像出来た。
なのに俺の体はザクロの優しい声色に導かれ…ぎこちなく振り返り、唇を塞がれる。
俺はつくづく、コイツに甘過ぎだ。
「んっ……ん……」
触れるだけのキスは自然と絡み合い、深く…厭らしい音を奏でた。
リップ音が浴室内に反響し、それが普段よりやけにエロく感じて羞恥心が高ぶる。
「ふ……ん、…く…ンッ!…ぁ」
するとザクロはボディソープを自身の手に塗り、俺の乳首を親指で撫で回す。
ヌルヌルとした感触が相まって無駄に感じてしまい、小さく喘いでしまった。
それに気分を良くしたのか、その手は次第にゆっくりと全身に馴染ませるよう這い回り…最後には中心に伸びてくる。
お湯で濡れた体とソープの滑りが合わさり…クチュクチュと卑猥な水音が響いた。
「ハァッ…ん、く…ぁ、あっ…あッ」
「…っ…章、人…」
ザクロにうなじを口付けられ、微かに声が漏れてしまう。
そのまま俺の中心を扱かれる度に身体の芯までゾクゾクして、腰があっという間に砕けてしまった。
ボディソープの泡なのか、俺の先走りなのか分からないまでに濡れてしまったソレを、コイツは確実に追い詰めてくる。
「こんなに濡れてたら…下もそのまま入れられそうだね」
「え…あっ!…ぁ、ハァッん…ンッ」
するとソープの滑りを利用して、ザクロの中指が俺の肛門を出入りする。
既に弄られた事のあるソコは直ぐに快感を思いだし、嫌でも感じてしまう。
コイツもそれを分かっていてか、迷う事無く前立腺ばかり狙い…呼吸が乱された。
「んぅ!ん、は…ぁあッ、ソコは、やめろって何度も…んん!」
「とか言って、章人ココ弄られるの好きだろう?…とっても気持ち良さそうに腰、うねらせてる」
「!ちがっ…ぁう、は、ぁっ」
「…ふふ、本当に素直じゃないな…そこが、良いんだけどね」
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