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7ー04
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『ひゃあ!ぁ、っ、先輩止めて下さい…!』
『そんな事言って、本当はこうして欲しかったんだろ…?』
「…っっ!!」
綺麗系の男が…ガタイの良い男に組み敷かれて、脱がされながら甘い声を上げている。
な、なななななななんだコレ!
これはもしや…げ、ゲイ動画ってヤツなのか…?!
あまりの恥ずかしさに反射的に窓を閉じようとするが、ピタリと手を止める。
待てよ…コレなら、参考になるんじゃないか。
動画なら分かりやすいし、きっと何かザクロを喜ばせる為のヒントが見つかるかも知れない。
そうとなれば…と意を決して俺は固い唾を飲み込み、真面目に動画を見る事にした。
しかし…それは想像以上の苦行だった。
エロい。
エロすぎる。
え、そんな事すんの。
アレ、これザクロにされたことあったような。
というかこの体勢、端から見るとこんなに恥ずかしかったのか。
そういう感想ばかりが脳内でループし、衝撃と羞恥心で俺のメンタルはKO寸前だ。
それに…問題は他にもある。
迂闊にも…もしこれをザクロにされたら気持ちよさそうだなとか。
アイツの方が多分上手いとか。
どうしてもザクロが頭によぎってしまい…いつの間にか身体まで疼いてきた。
………アイツと、シたい。
「……っ」
まさか…自分がここまで淫乱になっていたなんて。
それもコレも、ザクロが俺にエロい事ばかりするせいだ。
中心に伸ばし掛けた手を止め、窓を閉じ…深い溜め息をつく。
……帰ろう。
やっぱり俺には…この手の事は向いてない。
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