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秋月空太。
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何故こうなったんだ…
僕は今自分のベッドに入っている。
…秋月と二人で。
裸のまま寝させるわけにはいかないので、秋月自身の下着と僕には少し大きかったTシャツを着させた。
それでも秋月にはぴったりのようで
「ふふっ…美琴のだぁ…」
何かぶつぶつ言っていた。
…別に羨ましくなんてない。
無駄な身長なんて邪魔なだけだからな。
僕は今の男子の平均なんだ。
「ねえ…」
そう思考を巡らせている僕に秋月は何か言いたそうに見つめてきた。
「あぁ、何だ?何か言いたいことがあるのか?」
少し首を傾げる。もしかして今の考えがバレた、なんてことはないだろうが。
秋月は小さく深呼吸をした。
やがて意を決したように僅かに震える口を開く
「…俺…美琴のこと好きに…なった」
「………はっ…」
ありえなさすぎて乾いた笑いしかこぼれない。
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