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介抱1
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弓弦さんが近寄ってきた。
裸だった僕は、恐れと不安と恥ずかしさでシーツを引っ被った。
「千蔭、大丈夫だよ」
弓弦さんが呼んだ。
僕は、顔をのぞかせた。
弓弦さんが笑顔を見せていた。
「もう、大丈夫だよ、千蔭」
「ふふ」
僕は泣き笑いのように笑った。
「あいつ、腰抜けだな」
子どもみたいな言い方をして、弓弦さんも笑った。
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