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そう言われると、悠夜の目から涙がこぼれた
葉月はそっとティッシュを置く
(育てよう、絶対に殺したりなんかしない
何が何でも産んでやる
あいつにはこの事は絶対に言わない)
悠夜はそう決意した
そして決意と同時に思う
学校は勿論辞める
それだけは、両親に対してホントに謝罪したい気持ちでいっぱいだった
「悠夜、学校の友人とかに言わなくてもいいの?」
「大丈夫だよ
とりあえずあいつには完全にケリつけなきゃいけないけど」
そういうとおもむろに携帯を取り出した
そしてある人物に電話をした
勿論その人物は、お腹の子供の父親でもある『荒瀬慧』だ
トゥルルルル………ピッ
『あ?……んだよ悠夜』
「慧、俺達もう別れよう?」
『はぁ?お前、冗談だよな?』
「大切な奴が出来た、お前よりもな
それに、俺がいたらお前も遊べないだろう?じゃあそういう事だから」
『てめぇ、ふざけんなよ!?何勝手なこ』ブチン
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