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しばらくして、自分の勤務先についた悠夜はいつもより上機嫌であった
普段の悠夜の勤務時間は12時から夜の8時までが多い
しかし今日は朝の9時から5時までと終わるのも早いのだ
最近は忙しくて、息子である政也との時間も乏しかった
なので今日くらいは美味しいものを食べさせてあげたいと思っていた
「おはようございまーす」
「あら、三原ちゃんおはよう。
今日は早番なのね?」
「安田さん、おはようございます。
そうなんですよ、店長が昼からなので裏…今日は俺です」
悠夜を笑顔で迎えたのは、ベテランパートの安田さん
もうこの飲食店で20年以上勤めているベテランさんである
子供もいて、その子供は悠夜と歳も近いせいか
悠夜の事を息子のように見てくれている人でもあった
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