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二人は車に乗り、しばらく走っていた
時間はすでに午前を回っていた
こんな時間まで出ることが無い悠夜にとって、新鮮な事であった
「あ、慧…そこ左に曲がってすぐのアパート」
「リョーカイ。ここか?」
慧は視線をあるアパートに合わせた
そこは政也と悠夜で暮らしているアパートだった
広さはそんな無いが、二人暮らしだから問題ない
車は悠夜のアパートの前に止まった
「こんなもんでいいか…あー悠夜。
荷物出すからちょっと待って…」
ブーブーブーブー
携帯のバイブ音が車内で響いた
悠夜は自分の携帯をチラッと見たが、自分では無かった
慧はスマホを見ると何故だか面倒臭さそうな顔をした
そして嫌そうに電話に出た
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