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全力アタック
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仁が好きだと、自覚して一週間。
「春斗ー、ワイシャツだせ。洗濯するぞ」
「うん、ありがと…」
あの丘で軽いキスをした。
「今日、夕飯はこっちで食べるんだろ?」
「うん。」
気持ちを伝えた…はず…なのに
そばに行って、ジッと見つめる
「どうした?もう腹減ったのか?」
違う!
違うだろ!?
急に不機嫌になっても、仁は分かってない
「なんでもねーよっ!!!」
仁は全く変化がない。
むしろ何もなかったかのように、普通で
ない事にしてんのかよ。
そんなに俺の気持ちが嫌だったのか?
「春斗?どうした」
なかった事にされるのが、1番辛い。
確かに衝動的に言ったけどさ!!
むかつく、負けたくない
「…見てろよっ!仁、首を洗って待ってやがれっ!!」
俺を好きにさせてやる!
忘れたとか、なかった事なんかにさせないっ!
仁は楽しそうに笑う
「かっわいいの、お前」
相手にされてないっ!!
確かに、仁からみたら俺は子供に見えるんだろうな…
でも!
好きな気持ちに大人も、子供もねーだろ!?
「仁のっ!ばぁっかぁっ!!!」
「よしよし」
頭を撫でて機嫌とったって
絶対許さん!!
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