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全力アタック3
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メモにたっぷり書き込んで
これなら、いける!!
「明日から、実践する!!」
ゆりあからいくつか学んだし!
「やめとけって、いくらあの人でも引かれるって」
「佐知は反対ばっかりだな!」
俺は藁にも縋りたいんだよ。
仁に好きになってもらいたい
好きと言って欲しい
「…だいたい、お前男同士ってやなんじゃないの?」
佐知が小声で聞いてくる
「やだねっ!でも、仁は違うんだ。優しいし
なにより、信用できる」
「もはや名前だしてるし。つーかそれって優しくされたから、勘違いしてるだけじゃねーの?別に好きになる理由なんてなくない?」
仁もそう言ってた。
俺もそう思って、考えてみたんだ
でも、
キスしたいとか
触りたいとか
俺以外を見てると、腹がたつとか
それって、勘違いなのか?
「理由って、必要かな?」
「なにが?」
「隣が居心地よくてそばにいたくなった。
話したくなって、その人の目線に入りたいって思うようになってた。
いないと寂しくて、気にかかるんだ」
知らないうちに
ゆっくりと
「いつ?とか、なにが?とか。そんなのはっきり分からないけど… 好きに、理由が必要?」
何かを好きになるときに、いちいち理由を考えるんだろうか?
「男同士でそう思うのは、変なんだろうけど。でも…それでも一緒にいたいって思うのは、間違ってるのかな?」
友達、家族って形じゃなくて
恋人としてそばにいたい。
男同士、だけど。
「春斗が、男を好きになるなんて思わなかった。」
佐知はなぜか自嘲気味に言った
「俺も、いい事なのか、分からない」
男同士
仁はどうして、男を好きだと分かったんだろう。
知りたい。今の仁を作る課程を知りたい。
そのためには
「よっしゃぁ!俄然燃えてきた!!」
「ほどほどにしとけよ、Aくん」
「おぅ!!!」
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