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家族作戦
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「俺、仁が好きになった」
奏太さん、瀬奈さんに言うと2人は目を見開いた
「…展開、早くねーか?」
「これはこの前の仕返しなんじゃないー?」
ヒソヒソと2人は話す。
「前はあんなに好きとかで恥ずかしがってたのにねー?」
「だよな。おかしい…」
「本当だってば!!!」
大声を出すと、2人はようやく信じたみたいだ
「本当の、本当の、好き?兄貴としてじゃなく??」
「うん」
「仁にぃは体大きいよー?性格は繊細だけど、どこをどう見ても男の人よ?」
「分かってる!」
2人は嬉しそうに歓声をあげた。
「春斗くんが仁にぃの恋人なら、私、超あんしーん!!」
「春斗なら、この店継げるしな!!」
ハイタッチをして喜ぶ2人に、俺は安心した。
『ゆりあの家族と仲良くされると嬉しかったしー。付き合ってもいいかなーって思った』
つまりは、周りから囲めという事かっ!
そう思ってカミングアウトしたのだ。
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