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距離2by栗橋
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アパートの下にたどり着けば
まだ部屋の灯りがついてる
「ま、じか…」
顔見て、自分は大丈夫だろうか
目を見ない・触らない・襲わない
この三か条を守り通すぞ
「…ふぅ。よしっ!!」
ガチャっと扉を開けると
同時に胸に飛び込んでくる影
「おっ、おかえりっ!!」
バッチリと目があって
ガッチリと抱き合って
三カ条は、すでに破られた…
「ただいま…」
しかも、風呂上りかよ
上気して赤い顔、潤んだ唇
平常心、平常心
心臓はドキドキとうるさいけど
「ご飯にする!?お風呂にする!?それとも…」
いつの時代っ!?
古典的なのに、心臓への打撃が半端ない
「それとも…仕事?」
寂しそうに言われる
そうだ
最近、邪念を払おうと家帰っても仕事してたもんな
「飯に、するよ」
ぱぁっと顔が明るくなって
うん、今日も可愛い
「用意するねっ!!」
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