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全部、見せて3by栗橋
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「下は…や…なの。」
「どうして?」
また、泣いた
今日は本当によく泣いちゃうな
でも
春斗が泣ける事は、いい事なんだ
「だって、された…いれ、られたし…
だっ…出され、中で…っ」
「春斗」
「いた、かった…やだ、ゆった…」
「そうか…」
抱き寄せて、頭を撫でると
息が詰まったように、引きつった呼吸音がした
「大丈夫…もう、怖いものはない。春斗は立ち向かえたじゃないか…
怖い人に、たった一人でもお前は向き合えた。」
「そ、れは、仁が、いたから」
可愛い
可愛い
「俺はもう、ずっとそばにいる」
手を掴んで、掌にキスをする
「本当?」
「あぁ。ずっと…そばにいるから…」
だから…
もう、不安がらないで
「っ、ぁぁっ!!」
声をあげてなく春斗を、ゆっくりと抱きしめた
熱を伝え合って、存在を伝え合う
一人じゃない
もう、2度と1人にしないから。
「っお、れ…待てない…」
「春斗?」
泣きながら、春斗はぶつかるようにキスをしてくる
「っお、おい!?」
そのまま押し倒されて
「じ、ん…痛い…父さんにされて、痛かったよ…」
涙が、ポタポタ俺の体に落ちる
「お、落ち着こう!なっ!ちゃんとムードってもんが…」
「や、だ!!仁に抱いて欲しい、挿れて欲しい…痛くても、いいからっ…仁ので綺麗にして欲しい!」
泣き叫びながら、言われる
セックスの事、痛いとしか言わないし
良いイメージないだろうから、
ムードを作って、盛り上げてからと
思ってたのに…
「…本当、お前には敵わない」
春斗の体をベットに縫い付ける
「あ…」
ゾクゾクと這い上がる嗜虐心
「仁…」
「これから、春斗を抱く」
「ぁ…」
こくんと、小さく頷いた
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