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陽だまりの公園
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この公園は、神社もあるとても大きな公園
大きな池の周りを、2人で歩く
暖かい陽の光が、手をつないで歩く俺たちを照らしてくれる
あの日見た、桜の木は緑色の葉に変わってた
「桜…なくなっちゃったね…」
あの時、仁に会えて、ここで一緒に桜を見て、そして待っててもらった。
思い出が、遠い昔みたいに思えるのは、なんでなんだろう。
「春斗と会ったのは、そんなに遠くない日なのに、凄く昔に感じる」
「…うん。」
同じこと、思うよ
たった数ヶ月の間に、俺は仁を好きになって
仁とこうしてここに居られる。
夢みたいで
…まるで桜みたいに散ってしまいそうで
怖い
幸せが、怖い
「…仁、遊ばない!?」
思い出をたくさん作りたいな
2人だけの幸せな時を積み重ねたら、こんな不安は無くなる
「そうだなっ!何をしよう?」
「うーんと…あっ…」
公園の中にある売店に、いいものが売っていた。
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