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帰ろう、一緒に4by栗橋
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キョロキョロと辺りを見回して、
目当てのものを見つけてニヤリと笑う。
「こっちきて!」
手を引っ張っられるようにして、道の端による
「よしっ、ここなら、いける!」
「?、春斗?後ろ縁石あるぞ」
「ここに立ってて!!」
縁石の近くに立たされ
一体何がしたいんだろう。
「よいしょっ!」
春斗が縁石に乗れば
身長差が埋められていく
ちゅっと
音を立ててキスをした。
軽い、ぶつかるような、キスだけど…
少しでも触れた瞬間に、身体中に電気が走って
「…俺の、勝ちだ」
キスした、春斗の勝ち。
嬉しそうに笑って、満足気に鼻を鳴らしてる
「縁石、使うとか…反則」
可愛すぎるだろ
「だって、にげるから!」
「ちげーよ…」
この無防備な誘いに、俺はいつでも乗ってしまいそうだから
そのまま抱き上げて、無理矢理縁石から降ろす
「春斗、帰ったら、抱いていい?」
耳元で、囁けばびくりと肩が揺れる
「そんなにキスしたいなら…たくさんしようか?ベッドの中で。」
「へ、へん…たい」
耳から、滑るように舐めれば
赤く染まっていく顔
「ここでもいいよ?外だけど」
腰を手で触りながら言えば
ますます緊張してる
「む、無理無理っ!!外だよ!?誰か来るかもよ!?それに…」
「それに?」
首まで赤く染まり、俯く春斗はぽつりと言った。
「声、我慢できない…き、気持ちいいと、出ちゃう、から…」
反則。
ずるい。
これで理性を保てる奴がいるか?
「…負けだわ。お前には負けた。」
「な、なにがっ!?」
「帰るぞ、早く。こっちが我慢できねーよ」
呆気にとられる春斗の手をぐいぐいと引いて
走るようにして、部屋まで帰る。
早く帰りたい
帰ってすることは一つなんだ。
ただただ
早く抱きたい。
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