アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
おやすみとおはよう
-
*
ラウンジのご飯は、とても美味しかった。
まずもう見た目が凄い凝ってて、俺が頼んだパンケーキにも、直輝が頼んだスクランブルエッグにもそれぞれキャラクターが散りばめられていて、見て楽しいし食べて美味しいしで朝からとても幸せだ。
ホクホクした気持ちで部屋に戻ると、昨日見れなかった外の景色を窓から眺めていた。
「祥〜、後でお風呂入る? お湯沸かしてくるよ」
「うん、ありがとう! そう言えばここって何時にチェックアウトなの?」
「確か11時だったかな」
「そっか」
「……祥」
「ッ、」
お風呂のお湯を沸かすボタンを押した直輝が隣の部屋からこの広いリビングに戻ってくる。
一緒に景色を見るのかと思ったらそのまま後ろから優しく抱きしめられて、首元にキスをされた。
「昨日、楽しかった?」
「ンッ……うん、楽しかっ……たよ」
「良かった」
「あ、ッ、直輝……」
「んー?」
骨ばった男らしい綺麗な手がシャツの裾から入り込んでくる。何気ない会話をしながら首元や耳にキスをされて、お腹を撫でられるとふるりと体が反応を示す。
「時間あるけど、どうする?」
「ど、ッするって。 聞く前に触って、ンッ、だろ……」
「そりゃあ目の前に好きな人が居たら触りたいじゃん?」
「ッ、馬鹿……。 ちょっと、だけだから」
「了解」
段々と熱っぽくなる吐息。目を閉じて、後ろに立つ直輝に体を預ける。前からの抱擁じゃないから、何だか物足りなくて片手を伸ばして直輝の髪の毛に指を絡めた。
「キス?」
「ん、っ聞くなってば」
「ふふっ」
分かってるくせに。意地悪だ本当。
チラリと見上げれば目元を赤く染めた直輝と視線が絡まる。ゾクゾクと期待に体が震えて目を閉じると、啄む様なキスが沢山降り注いできた。
「んぅ……ふ、ぁ……な、お……ンッ」
「祥ちゃんハチミツの味する」
「〜〜ッ、」
「祥とするキスはいつでも甘いよね」
「し、知らないッ」
ぬるぬると舌を絡めあって、ジュッと強く吸われた後に離れる唇。お互いの唾液で濡れた口元をペロリと舐めあげる仕草が色っぽくて、ぽー、と惚けて見つめていたらお尻に硬くなったソレを擦り付けられた。
「へっ、や……!」
「んー、祥好きだよ」
「な、おきっ、ここでするの?」
「寝室迄待てるの?」
「ッ、でも」
「パークにもう人がいるから、もしかしたらやらしい姿見られるかもね」
「ーーッ」
クスクス楽しそうに笑う姿に確信犯だと気づく。初めから窓の前でヤルつもりだったんだってその笑い方で気付かされて、途端にカァッ、と熱くなる体は緊張と期待に湧き上がる。
駄目だって分かっているのに、それが寧ろ興奮させる。
それはきっと心の何処かで本当は、直輝の事を世間体なんか気にしないで「俺の彼氏」って自慢したいから……。
だから、したくても出来ないその欲求を代える様な今の状況に心臓はバクバクと高鳴っていた。
「アッ、ん……」
「昨日沢山したからここまだ柔らかいね」
「んっんっ、は、直輝……も、いれてッ、」
「我慢出来ない?」
「ッ、欲しい」
「エッチな祥ちゃんって本当に素直で可愛い」
ぬるぬると後孔に熱いものが擦り付けられる。ちゅぷ、とやらしい音を立てて浅く何度か抽挿をすると、奥まで一気に突き上げてきた。
「ーーッ、あ、あ〜っ!」
「窓に手ついて、もっと腰曲げないと足着かないよ」
「やっ、ァアッ、待って……! 届かないッ」
「待たないかな〜」
「いじ、っわるぅ……! や、ッぁ、ううっ」
直輝に窓へ押し付けられて、冷たい温度が乳首を刺激する。寒さにツンっと勃起した乳首を知らず知らずにコリコリと窓へ押し付けてしまって、堪らず腰を揺らして悦んでしまう。
グチュンッグチュンッと突き上げられる度に、つま先が床から浮き上がる。
直輝が腰を抱いててくれるから何とか体制を維持できているけど、つま先が床から離れればその分体重でもっと下に降りてしまって、奥の奥まで届くペニスに背をそらすと嬌声を上げて吐精した。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
402 / 507