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夏といえば
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テストの結果が散々だったとか、龍二先輩が狼だったとか…
俺はもう、忘れてる事にする。
それは何故か…
そう、本日から俺達は……夏休みなのだ!
「はぁー…ヤンデレもヤンキーも居ない平和な日常がやっと俺に…」
夏らしく、クーラーとアイスというハッピーアイテムを手に、俺は浮かれていた
滅多にない、リラックスタイム…
これ以上ない至福に思わずこの後に待ち受ける不幸があるのでは?と疑ってしまう。
いやいや…神は俺に幸せを与えてくれているんだ。
それだけで俺は感謝するべき!
不幸なんて来るわけないのですよ。
ーピンポーン
家のインターホンがなり、現在家に1人である俺が対応しなくてはならない。
だらけた体を引きずりながら、俺は玄関へと向かった。
ーピンポーン、ピンポーン
「はいはーい、どちら様ですかー…」
金とオレンジと青と茶。
鮮やかな頭に派手なピアス…間違いなく、
俺の見知った顔ぶれ。
oh……神よ…
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