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見つけた part2
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気づくとあるホテルの一室で八神と二人きりになっていた。
八神は俺を下ろし、懐からケータイを出した。
シャッター音が無音の室内に響く。
「風紀委員長が女装して街中歩き回ってました、っつったら生徒会の皆さんはどんな顔すんだろーな?」
俺は全身の熱が一気に冷めていくのが分かった。
冷静じゃいられなくなった俺は八神のケータイを持っていた手にしがみ付く。
「っ…おい!まさかそれ…!」
八神はまた、不敵な笑みを浮かべる。
「一斉送信しちゃおっかなー?どうすっかな」
八神はケータイを真上に、俺の手が届かないところに上げると息が掛かるところまで顔を近づけた。
「やめろ…っ!消せよ!!!!!!!」
「…、人に物を頼むときの態度は敬語だろ?」
急に重低音になり耳元で話しかけてきた八神に俺はゾクッと身を震わせる。
「や…めて、下さい、八神…さん…っ!」
俺は渾身の力を振り絞り小さく言った。
八神は満足したように俺の頭を撫でる。
じゃあ、と八神は俺の顎をクイッと上げ話を続けた。
「俺に奉仕しろよ」
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