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欲望⑦★スカー×エド
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「はぁ、はぁ、はぁ……ん、アル…いい………」
――俺のペニスの先は鋼の液だけで濡れているなではなくなっていた。
「あ、…ぁ……いく…い、っちゃう…………」
握る鋼の手が強く、早くなる。
鋼の揺れる腰も激しくなり、響く音の水っぽさと、鋼の喘ぎが、
俺のモノを完全にした。
鋼が間もなく果てようとしているのが分かる。
うっすらと下向き加減に目を開いているが焦点があっていない。
「…っ、鋼の」
「はぁ、……ん、アル…いっー……っくっっ!」
俺の顔を見ているが、まるで俺を見ていない。
鋼の脳内に現れているのは弟のアルフォンスだ。
果てた鋼の様子に一瞬魅いってしまった。
男の乱れた姿にこれほど欲を掻き立てられるものだろうか。
いや、鋼だから…なのだろうか。
果てる瞬間…
俺の胸元から顔をあげると、乳首を舐めていた唇が濡れているのが見えた。
その口から出る、甘く高い声が俺の頭に響いた。
鋼のソレから放たれる精液は俺の腹と鋼の胸元を汚す。いや、正確には鋼の尖った乳首にかかり、ピンク色が少し濁った。
鋼の体は小刻みに震え、微かに甘い声を漏らしながら、俺のペニスを握り締める手を緩めない。
そして快感の余韻の中で俺の頬に唇を寄せ、耳元で囁く
――「アル……アルの、せーえき……欲しい…」
俺のペニスが反応し充血していくのを、俺は自覚した。
鋼はそう言うと、頭を俺の股間に埋めて、猛ったペニスをくわえた。
「ん、アル…ん、んぅん……」
躊躇いもなく口に含み舌を絡め、口淫する。
「っ、…………」
正直、俺も色々と限界だった。
色事とは欠け離れた人生を送り、その道を選んでいたからだ。
だが、鋼の………あまりに唐突な欲を目の前で示され、上手く立ち回ることも出来ず………
いや、欲に負けたのだ。無理にでも避けることは出来た。
俺は……、今、欲の塊になってしまっているようだ。
鋼が続ける口淫に、理性が欲に潰されていく…
「………くっ!」
理性というリミットを自ら外すのを認めた瞬間、鋼の口内に放ってしまった。
ちゅうちゅうと吸い続ける行為に震えてしまう。
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