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願望②★アル×エド *修正しました
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「もぉ、兄さん…」
そう呆れたように呟き風呂上がりの濡れた髪をタオルで
ワシャワシャと拭き取る作業を続けるアルフォンス。
毎回俺は風呂上がりにアルに髪を拭かれる。
長髪だから自然乾燥にも時間はかかるし、かといってしっかり拭き取るのも面倒くさい。
だから放置。
だけど本当のところは…、風呂あがりのさっぱり気持ちのよい状態で
アルに髪を拭かれることがさらに気持ちよくて癒されるからだ。
そんな俺の下心、多分アルにはバレていると思う。
風邪ひいたらどうするの?と聞いてきながらタオルを用意しているから。
「……あー、なんか眠くなっちまった」
「ちゃんと髪をふいてからだよ~」
そんな毎日のようなやり取りをかわして、俺は眠りについた……はずだった。
――――――
――――
空気の流れや些細な音を感じる…
だけど睡魔が瞼を重くさせる。
「ん……、アル?……ん、ふぁ…!?」
「に、兄さん、あの…これは」
アルの存在を認識したあと、下半身の妙な感覚に視線をうつす。
ズボンからは俺の分身が頭をあげて…
いや、アルの冷たい指に捕まれている。
「…っ、おい!アルっ!」
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