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aqua blue 5
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ゴッゴッと地響きを立てながらに地面が揺れる。しかしこの事はその少年と赤司だけーーーー。しか、知らない
こんな事もあろうかと赤司はここの空間だけを取り囲み誰にも見えないようになっているのだ。それも人除けの札も貼っているため誰もここに近づくことも無いであろう。
さぁ、この状況をどう打破すべきか?
赤司は頭を傾げながらに考える。
また地面が動く。
それはその少年の悲しみに応えるかのように。そして慰めるかのようにーー。
少年を中心に地面が揺れる。
その姿はとても悲しみに暮れている。
少年の身体は見るからに華奢だか今は踞っているためもっと小さい見える。
あぁ、なんとーーー。
愛くるしい。
そう思うと赤司は急に走り出し少年を抱き寄せた。その小さな身体はスポッと赤司の中に埋まる。
「......やだ....やだ.....僕を......
1人にしないで...........?」
そう言いながらに小刻みに震える。
赤「大丈夫だよ?」
赤司が優しく囁く。
その声に少年の肩がビクッと反応する。やっと赤司の存在に気づいたみたいだ。
「き、君はーーー?」
その少年発声で地面の揺れは止まった。
今にも消えそうな呟き。耳をすませなせれば聞こえないほどの声。
それがーーー。
黒子テツヤとの出会いだったーーー。
この日も雲一つのないとても綺麗な青い空が広がっていた
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