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aqua blue circumstances 2
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入ってよいのか、でも入ったら黒子に変な目で見られるのではないだろうか?.....そんな構想を頭に巡らせる。しかし誰と黒子は話しているのだろうか?赤司の中の好奇心がどんどん強くなる。こう考えてみると、まだ僕は黒子を事を何も知らない。どんな性格なんだろうか?好きな食べ物は?好きなテレビは?
好きな人は?
僕は黒子の表面的な事。それも少ししか知らないのだ。もっと黒子の事を知りたい。触れたい。そう思うと無意識に手がドアを開けていたのであった。
☆☆☆☆☆☆☆☆
「あっ.......赤司くん......」
ん?
赤「テツヤ気がついたか。」
「はい......ってここは.....」
赤「あぁ、僕の家だよ。なぁ、テツヤ。」
ビクッと小さい背中が動く。
「な、なんでしょうか.......」
赤「今、誰かとしゃべっていなかったか?」
赤司は恐る恐る黒子に言い放つ。
すると
「え?なんの事ですか?」
予想外の問いが来て黒子はキョトンとして赤司の顔を見つめる。
赤「でも、話し声が聞こえたんだが。」
「すみません......僕じゃないと思います。」
黒子が嘘をつくような奴じゃない事はこの数時間でよく理解している。
では、
僕の聞き間違いだったのだろうか___?
しかし__。
いや、もう考えるのはやめよう。
今はそれよりやることがあるではないか?
赤「あぁ、な、なんでもないよ。僕の聞き間違いだったみたいだ。」
「そ、そうですか。」
黒子はぎこちない笑顔を赤司に向けた。
☆☆☆☆☆☆☆☆
『僕は君を絶対に守ってみせるよ。』
≪本当に?≫
『本当っ!だって、君のことが大好きだもん!君は?』
≪もちろんだよ!僕も君のことが好き。君が居れば何も要らない。≫
『なんか照れるな〜でも嬉しいよ!僕も世界が無くなったって君だけが無事でいてくれればいいんだ。あとはどうなったっていい。』
≪君、本当面白い。でも、僕も同じ!≫
『きゃぁー!嬉しい!』
少年はもう一人の少年に抱きつく。
≪うわっ!やめてよ!≫
『いいじゃん!君だって嫌ではないでしょ?』
≪まぁ、そうだけど≫
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