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「あ、赤司くん......」
ふと黒子が呟く。
赤「どうした?」
「あの......もっと.....赤司くんの事が.....知りたいです.........さっき言ってくれましたが、まだ、理解できていないことがあるので......」
少し苦笑いにながらに黒子言う。
あの時黒子もパニック状態だったため話しが全然頭にはいってこなかったらしい。
赤「あぁ、いいよ。妖媒師は特殊な力をもっている家庭からの人間だ。しかし普段は一般人とは変わらない生活をしている。だか妖怪が出ると闘いを強いられる。それが代々妖媒師が与えられた使命だ。でも、テツヤにような半妖という存在は一目置かれている存在だ。それが君だ。何か、心当たりはないか?」
「...........何でしょうか......あ.........」
黒子は何か思い出したようだ。
赤「何か、思い出したか?あ、いたっ。」
黒子がなぜ半妖になったのかわかったかと思いそわそわしてしまい机に足をぶつけてしまった。
「だ、大丈夫ですか?」
赤「あぁ...これぐらい大丈夫だ....」
「あ、ちょっとそのままにしていてください。」
そう言うと黒子は赤司の足を見つめながら目を瞑り。
「〜♪♪〜♪〜〜…」
この世ものとは思えない透き通った歌声が部屋中に響渡る。赤司も歌声に聞き入り目を閉じながらにその歌声に浸る。黒子が歌う歌のメロディーはとても綺麗でしかしどこが影のある__。悲しげだった___。
そして綺麗な旋律が終わる。
同時に部屋に静かな空間がまた帰ってきた。
ゆっくりゆっくり赤司は目を開ける___。
しかし___。
黒子の姿はどこにもない___。
赤「え。」
その代わりに
水色の毛をした子猫がポツリと座っていた___。
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