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上を向いて高笑いしていた彼は、笑い終わると急に正面を向いた
左手に持っていた血の付いた包丁を見て うっとり
と見つめるその姿は、瞳が紫から赤色に変色していた
ーーーー人形の瞳が赤に変色した時、
それはつまり本能の暴走と興奮を意味している。
ロアは笑顔を絶やさず、ずっと包丁を撫でて見つめている
「っあーーーー…………
久しぶりだなぁ、この感触…………」
なんと彼はペロリと包丁の刃を舐め上げ、刃先にチュッとキスを施した
なんつー危ない舐め方してるんだよ
「へぇ。
今回は、1人しかいないんだぁ……
近くには誰もいないみたいだしぃ……」
キョロキョロと周りを見渡すロアは、もはや別人
敬語もなく、性格も一変している
「ま、いっか。殺せれば誰でもいいし」
その言葉に俺は物凄く嫌な予感がした
コイツ、
俺を殺そうとしているな……?
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