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「ゆーま……。」
「ほら、もうご飯できるからテーブルに席つきな
今日はこれで我慢してくれ」
「……………………
……………………………………分かった。」
その言葉を聞いて、俺はホッと息を吐く
作った2人分のカレーを持って俺はリビングのテーブルに移動し、その後ろから元気のないトトが付いて来た
向かい合わせでテーブルに座り、カレーを前に手を合わせる
「じゃあ、いただきます」
「……いただきます……。」
そこからは、黙々とカレーを食べる。
相変わらず、トトは食べ方がすごく綺麗でつい見惚れてしまうが、今は彼とあまり目を合わせないようにする
(もし目が合ったら何か感づかれるかも……)
俺が、仲良く話すトトと叶斗くんに対してどす黒い気持ちを抱いているのがバレてしまう
(それだけは……どうしてもバレたくない)
「……………………。」
ーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーー
パンッ!
「ごちそうさまでしたー」
「…………ごちそうさま。」
不機嫌なトトをよそに俺は空になった食器を片付ける
「……ねぇ、ゆーま」
「んー??」
「お腹……一杯になった??」
「??そりゃあ夜ご飯食べたしお腹一杯だけど」
「……そう……。ならさ」
グイッ
「うわっ!?」
「今度は俺のお腹を一杯にしてよ」
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