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熱-2
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玄関のドアを開け、さっさかナツと自分の荷物を降ろす。
早くナツをベッドに寝かせなければと思い、ナツに靴を脱ぐように言う。
「ナツ。家ついたから、靴脱いで。」
「…………ん、」
学校にいたときよりもぐったりとしている。
ナツの顔はさっきよりも赤く火照っている、それに若干汗もかいているようだ。
…キツそうだな。とにかく早く部屋で寝かせてやるか…。
と思っていると、ナツの膝がガクッと落ちた。
腕を掴んでおいてよかった。
「…歩けるか?」
「…………」
ふるふるとゆっくりと首をふる。
仕方ないよな…?
本人が歩けないって言ってるんだし…。
そう思い、俺は力の入らないナツの体を抱き上げる。
…てか、かるっ。
ちゃんと食ってんのかよ。
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