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お母さん
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ライくんと両思いになって毎日らぶらぶな俺たちだったけど事件は急に起きた
「ライ!これはどういうことかしら?」
ライくんといちゃいちゃしてたらいきなり女の人の声がした
驚いて振り返るとそこには知らない綺麗な人間の女の人が立っていた
「ライくん、この人誰?」
「あー、俺の母さん」
「お母さん!?」
ということはライくんの親にいちゃいちゃしている所を見られてしまったという訳か
え、めっちゃ気まずいやつじゃん!!
「あ、あの、初めまして!俺ルンっていい..」
「やめて!話しかけてこないでっ!私は狼が大っ嫌いなの!」
え..
憎んでいる様な目で見られたのがすごく衝撃だった
「母さん!いい加減にしろよ!」
「いい加減にするのは貴方よライ!ほら、帰るわよ」
お母さんがライくんの腕を掴んで俺たちを引き剥がそうとする
「ごめんルンくん、母さんとちゃんと話つけてくるからそれまで待っててね」
「うん...」
「私は絶対あなた達の事を認めませんから!」
そう言ってライくんを引っ張って帰っていった
ぽつんと取り残されてしまった俺
どうしよう、ライくん大丈夫かな..
ライくんのお母さんは狼が嫌いって言ってた
狼にいい思い出がないんだろうな
好きな人の親に拒絶されるのって結構悲しい
俺には両親はもう居ないからルンくんのこと紹介したくても出来ないし、
でもきっと母さんと父さんなら俺たちの事を心から喜んでくれると思う
ライくんのお母さんも俺たちが付き合ってる事認めてくれるといいな..
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