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家の中に入ると執事らしき人が出てきた。
ぱっと見20代後半くらいの若い男の人だ。
「お帰りなさいませ捺芽様」
「ただいまです燈色さん。お茶を淹れて貰えますか?」
「畏まりました」
恭しく一礼してスッと下がっていった執事さん...燈色さん。
こっちだよと捺芽に手を引かれ辿り着いたのは、日当たりの良いテラスだった。
「ここ、僕のお気に入りの場所なんだ。暖かくて、日向ぼっこするのに気持ちが良くてね」
ふふっと微笑む捺芽につられて、俺の頬にも笑みが浮かぶ。
「捺稀が帰ってくるまでいてくれる?今、燈色さんと僕しかいないから、少し寂しくて」
............なんでこんな可愛いんだよ。
狙ってるのか?捺芽に限ってそれはないか...。
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