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その後も他愛もない話をして笑いあった。
近所の子犬の話だったり、近々あるテストの話だったり、いろいろな話をした。ついさっきまでは話しかけることも躊躇っていたのに、いつの間にか打ち解けあっていった。
「わっ、もうこんな時間!ごめん、俺帰るね...捺稀が待ってるから」
「あぁ、引き留めてごめんな...」
いつの間にか辺りは暗くなり始めていた。
話に熱中しすぎて全然気づかなかった...。
バタバタと急いで、捺芽は荷物を片付ける。
「全然!寧ろ凄く楽しかった!引き留めてくれてありがとう。じゃあ、また明日」
「ん...また明日な、捺芽...」
バイバイと手を振りながら、捺芽は教室から去っていった。
俺も鞄とプリントを持ち教室を出る。
担任にプリントを渡してから俺は帰路についた。
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